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国家資格外務省専門職員

スペシャリストを目指す
学歴に関係なく、実力によって道が開ける
受験者数 442人

外務省専門職員とは
資格種別 国家資格
資格概要 外務省専門職員とは、その高い語学力を用いて要人と接触する際の通訳や、特定の地域の専門家として、国・文化・歴史等の分野で活躍する公務員のことです。
外務省の本省や、海外の外交官に勤務し、広報活動や邦人の保護なども行います。
経験を積み、外務省の中堅職員として活躍します。
採用された場合は、希望や適性などから研修語が決定され、入省2年目から約2年間(アラビア語は3年間)の、語学研修・実務研修を経て、勤務することになります。

出身大学が採用に影響するか心配される方がいるようですが、出身大学名を記入する欄はありません。
出身大学より、外交官として明確なビジョンがあり、熱意のある人物を広く求めています。
就職・仕事内容 試験合格後、採用候補者名簿(有効期間は1年)に記載され、試験実施の翌年4月に外務事務官として外務省に採用されます。
語学研修・実務研修終了後は、研修先の館務に就くか、あるいは研修語を国語(又は通用語)とする別の国にある在外公館に転勤になるか、もしくは本省に戻って勤務することになります。
以後、5~6年ごとに、本省勤務と、在外公館勤務を繰り返します。
学歴に関係なく、能力や勤務成績に応じて昇給します。
収入面 給与額は163.987円(平成25年3月現在)です。
このほかに地域手当、本府省業務調整手当、通勤手当、扶養手当、住居手当等が資格のある者には支給されます。
なお、在外研修を受けている期間中は俸給等のほかに研修員手当が支給されますが、在外公館勤務になった場合は研修員手当に代わって在勤基本手当等が支給されます。
将来性 優秀な者については幹部への道も開かれています。
本省の課・室長、地域調整官、企画官などを経て、総領事や大使への道が開かれます。
国際政治に関わる業務の専門家として、外務省専門職員は必要不可欠です。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
1.年齢が21歳以上30歳未満の者。学歴は問いません。
2.年齢が21歳未満の者で、次に掲げる者。
 (1)大学を卒業した者及び平成26年3月までに大学を卒業する見込みの者、並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者。
 (2)短期大学又は高等専門学校を卒業した者。受験年の翌年3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者。並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者。
※日本国籍でない者、外国国籍の者は受験不可。
試験内容 【第1次試験】
-第1日-
・専門試験(記述式 各科目2時間)
 1.憲法
 2.国際法
 3.経済学
 各科目3題出題、うち各科目2題選択解答

-第2日-
・基礎能力試験(多肢選択式:40題/2時間20分)
 1.知能分野27題
 2.知識分野13題

・時事論文試験(1題/1時間30分)

・外国語試験(記述式:4題/2時間)
 1.外国語和訳
 2.和文外国語訳

【第2次試験】
・外国語試験(面接)

・人物試験
 1.個別面接(2回)
 2.グループ討議

・身体検査(胸部エックス線撮影などを含む一般的な身体検査)

難易度 【外務省専門職員の合格率】
受験者数 名簿登載者数 合格率
平成24年度 358人 24人 6.7%
平成23年度 398人 40人 10%
平成22年度 465人 34人 7.3人
平成21年度 442人 39人 8.8人
申込方法 ・郵送で申し込む

詳しくはHPをご覧ください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html

申込期間 4月上旬~中旬頃まで
(採用予定がある場合に実施)
試験日程(合格発表) 1次試験 : 6月中旬頃の2日間
2次試験 : 7月下旬~8月上旬頃の指定された日

(合格発表)
1次試験 : 7月下旬頃
2次試験 : 8月下旬頃
受験地 第1次試験 : 東京・京都
第2次試験 : 東京
受験料 無料
問い合わせ先 外務省人事課採用班
〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1
TEL:03-3580-3311

http://www.mofa.go.jp/mofaj/


人事院人材局企画課採用相談室
〒100-8913 東京都千代田区霞が関1-2-3
TEL:03-3581-5314、03-3581-5311

http://www.jinji.go.jp/

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