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国家資格法務教官

社会貢献
少年少女の更生を手助けする
受験者数(教官A) 1.294人

法務教官とは
資格種別 国家資格
資格概要 法務教官とは、少年院や少年鑑別所に勤務し、罪を犯した少年少女に対して、相談、助言、面接、指導など行い、円滑な社会復帰へと導く国家公務員です。
法務教官は、その特殊な仕事から、適正が要求される職業です。
まず必要なのは、情熱を持ち、少年少女に真正面からぶつかる姿勢です。
時には思うようにいかず、挫折感を感じるでしょうが、乗り越えていくバイタリティーも必要です。

試験区分は、男性の教官Aと女性の教官Bがあります。
就職・仕事内容 法務教官になるには、法務教官採用試験に合格し、その後の面接で採用されるかが決まります。
法務教官採用試験に合格したからといって、法務教官になれるわけではありません。
勤務地は本人の希望が考慮されるため、希望に近い勤務地になります。

一週間の勤務時間は約39時間(週休2日制)で、1日8時間勤務の場合と、交代制勤務があります。
4〜5日ごとに当直勤務もあります。

昇進の目安は、採用後おおむね5年目に専門官に昇進し、その後は統括専門官→首席専門官→施設長などに昇任するというのが一般的です。
収入面 法務教官の年収は約600〜700万円程です。
各種手当ても充実しています。
専用宿舎は原則無料です。
給料は、普通の行政職よりも12%程度給与水準の高い公安職俸給表が適応されます。
将来性 非行を犯した少年少女の将来に関わる重要な仕事です。
この先も必ず必要とされるでしょう。
少年非行の多様化が進むにつれ、法務教官の役割はより重要性を増すでしょう。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
1.受験する年の4月1日現在、21歳以上29歳未満の者
2.受験する年の4月1日現在、21歳未満で次に掲げる者
  a.大学、短大、高専の卒業者及び、翌年3月までに卒業見込みの者
  b.人事院が(a)と同等の資格があると認める者
試験内容 【1次試験】
1.教養試験(多肢選択式)
   ・一般教養
2.専門試験(多肢選択式)
   ・教育学 ・心理学 ・社会学 ・青少年問題
3.専門試験(記述式)
   ・青少年教育関連の課題

【2次試験】
1.人物試験(面接)
2.身体検査(内科検診)
3.身体測定
※裸眼視力がどちらか1眼で0.6に満たない(ただし、両眼で視力1.0以上なら可)
※四肢の運動機能に異常がある
難易度 【法務教官採用試験の倍率】
平成23年度 申込者 合格者 合格率 受験倍率
法務教官A 1.617人 196人 12.1%人 8.2倍
法務教官B 778人 28人 3.5%人 27.7倍
平成22年度 申込者 合格者 合格率 受験倍率
法務教官A 1.450人 185人 12.7%人 7.8倍
法務教官B 842人 48人 5.7%人 17.5倍
平成21年度 申込者 合格者 合格率 受験倍率
法務教官A 1.294人 148人 11.4%人 8.7倍
法務教官B 763人 58人 7.6%人 13.1倍
申込方法 ・持参で申し込む
・郵送で申し込む

詳しくはHPをご覧ください。

http://www.moj.go.jp/shikaku_saiyo_index.html

申込期間 4月上旬〜中旬
試験日程(合格発表) 一次試験:6月中旬
二次試験:7月中旬

(合格発表)
8月下旬頃
受験地 【第一次試験】
札幌市、仙台市、秋田市、東京都、名古屋市、金沢市、堺市、広島市、高松市、福岡市、鹿児島市、那覇市

【第二次試験】
札幌市、仙台市、さいたま市、名古屋市、堺市、広島市、高松市、福岡市、那覇市
受験料 無料
問い合わせ先 人事院各地方事務局(所)
〒100-8913 東京都千代田区霞が関1-2-3
TEL:03-3581-5311

http://www.jinji.go.jp/


法務教官採用試験の情報(法務省)

http://www.moj.go.jp/shikaku_saiyo_index.html

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