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国家資格国家公務員総合職(院卒者試験)

社会貢献
日本の根幹に関わる仕事を担当 院卒者試験
受験者数(旧試験 国家Ⅰ種試験) 27.567人

国家公務員総合職(院卒者試験)とは
資格種別 国家資格
資格概要 国家公務員総合職(院卒者試験)とは、院卒程度以上の人を対象におこなう採用試験です。
国家公務員総合職採用試験は、平成24年度から、国家公務員Ⅰ種に変わる試験として新設された新試験です。
国家公務員総合職採用試験には「大卒程度試験」、「大卒程度試験」があり、大学院卒業者はどちらでも受験可能ですが、同じ受験日なのでどちらかを選択し受験します。
試験は、行政、人間科学、工学、数理科学・物理・地球科学、化学・生物・薬学、農業科学・水産、農業農村工学、森林・自然環境、法務に区分されます。
法務については、新司法試験合格者が対象となります。
試験の難易度は非常に高く、倍率も高いです。

職員として採用後は、日本の根幹に関わる非常に重要な職務に就きます。
政策の企画立案を行なったり、高い能力を必要とする業務を担当します。

試験は、政治・国際、法律、経済、人間科学、工学、数理科学・物理・地球科学、化学・生物・薬学、農業科学・水産、農業農村工学、森林・自然環境、に区分されます。
試験の難易度は非常に高く、倍率も高いです。

職員として採用後は、日本の根幹に関わる非常に重要な職務に就きます。
政策の企画立案を行なったり、高い能力を必要とする業務を担当します。
就職・仕事内容 採用までの流れはこちら
1.業務説明会等による情報収集を行なう → 2.採用試験合格 → 
3.官庁訪問、人事院など面接 → 4.採用
となります。

試験に合格したからといって、採用となるわけではなく、面接をしてから採用か不採用かが決まります。
2次試験合格者の約3分の1程度しか採用されません。
不採用となった人は、他の公務員採用試験を目指すか、民間へ行く人も多くいます。
職員として採用後の昇進は、試験の成績上位者が有利のようです。
出世レースのゴールは、その省庁のトップ、事務次官です。(事務次官がトップではない省庁もあります)
出世レースに敗れたものは、天下りとして早期退職をし、民間企業や政府関係機関に再就職をします。
国家公務員総合職(院卒者試験)試験に合格し、採用されれば一生安泰と思われていますが、昨今の天下りへの批判が強まり、この先の不透明さは否めません。
収入面 初任給の一例です。
【院卒者試験 合格者】
・行政職員:240.248円
・研究職員:256.886円
・警察官等:268.332円

民間企業と比べて、格段に高いというわけではありませんが、格安官舎に住めるなど、手当ては非常に充実しています。
退職金も手厚く、天下り後の収入、退職金を含めると、かなりの金額になります。
ただし、昨今の天下りへの批判が強まり、この先の不透明さは否めません。
将来性 日本の根幹に関わる、重要な職業です。
将来性に問題ありません。
ただし、昨今の国家公務員への手当ての充実さへの批判が高まっているため、手当ての一部など将来的には削減されるかもしれません。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
−国家公務員総合職(院卒者試験)−
30歳未満の者で次に掲げる者

1.大学院修士課程又は専門職大学院の課程を修了した者及び、試験前年度末までに大学院修士課程又は専門職大学院の課程を修了する見込みの者
2.人事院が1に掲げる者と同等の資格があると認める者
3.「法務」区分については、1又は2のほか、新司法試験の合格者
※年齢は、各試験の実施年度の4月1日におけるものとする。
試験内容 −国家公務員総合職(院卒者試験)−
行政、人間科学、工学、数理科学・物理・地球科学、化学・生物・薬学、農業科学・水産、農業農村工学、森林・自然環境

【一次試験】
・基礎能力試験(多肢選択式)
・専門試験(多肢選択式)

【二次試験】
・専門試験(記述式)
・政策課題討議試験
・人物試験

※ただし、法務区分の試験は以下になります。
【一次試験】
・基礎能力試験(多肢選択式)

【二次試験】
・政策課題討議試験
・人物試験
難易度 【国家公務員総合職(平成23年度までは国家Ⅰ種試験)の合格率・倍率】
受験者数 合格者数 合格率 倍率
平成23年度 27.567名 1.390名 5.0% 19.8倍
平成22年度 26.888名 1.314名 4.8% 20.4倍
平成21年度 22.186名 1.314名 6.7% 14.9倍
平成20年度 21.200名 1.545名 7.2% 13.8倍
申込方法 ・インターネットで申し込む
・郵送で申し込む

詳しくはHPをご覧ください。

http://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo.htm

申込期間 4月上旬頃の1週間程度
試験日程(合格発表) 1次試験:4月下旬頃
2次試験(筆記試験):5月下旬頃
2次試験(人物試験):5月下旬〜6月中旬頃の指定された日

(合格発表)
最終合格発表日:6月下旬頃


※法務区分の日程は以下のとおりです。
第一次試験:9月30日(日)
第二次試験:10月11日(木)、12日(金)
合格発表:10月18日(木)
受験地 −1次試験−
札幌、盛岡、仙台、秋田、新潟、金沢、長野、千葉、東京、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、松江、広島、高松、松山、福岡、北九州、熊本、鹿児島、那覇

−2次試験−
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇
受験料 無料
問い合わせ先 人事院人材局企画課採用相談室、人事院各地方事務局(所)
〒100-8913 東京都千代田区霞が関1-2-3
TEL 03-3581-5314(直通)/03-3581-5311(内線2316)

http://www.jinji.go.jp/


人事院各地方事務局(所)の一覧ページ

http://www.jinji.go.jp/link/f-link.htm

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