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国家資格海上保安大学校学生

社会貢献
海の安全を守る幹部職員を養成する
受験者数 520人

海上保安大学校学生とは
資格種別 国家資格
資格概要 海上保安大学校とは、海上保安庁の幹部職員を養成する施設です。
海上保安大学校の学生は、国家公務員の身分を持つ学生となります。
学費は必要なく、給与の至急を受けながら専門的な知識、技術を学びます。
海上保安大学校の試験合格後は、広島県呉市にある海上保安大学校で学びます。

偏差値は、おおよそ、
商船 56
となります。
就職・仕事内容 教育期間は本科4年、専攻科6カ月の合計4年6カ月間で、本科4年間を通じて海上保安行政を遂行するために必要な知識・技能を修得します。
2学年後期からは、第一群(航海)、第二群(機関)又は第三群(情報通信)のいずれかを選択し、海事系の知識を修得します。
3学年からは警察学又は安全学の分野を選択し、知識を深めます。

海上保安大学校卒業後は海難救助や海上犯罪の取り締まりなどを行います。
収入面 海上保安大学校学生に入校すると、給与が支給されます。
初任給14万円程です。
この他に、各種手当が支給されます。
入学金や授業料、寮の家賃も無料です。

卒業後、海上保安官の平均年収は約700万円程になります。
将来性 海上保安大学校に入学できれば、就職に困る事はありません。
卒業後は、海上保安官幹部候補として活躍します。

日本は海に囲まれた海洋国家であり、海上保安官の重要性は増しています。
初級幹部として巡視船等に乗り組み、海難救助、海上環境の保全、海上における犯罪の予防、海上交通の安全の確保等の海上保安業務に従事します。
また、希望と適性により、航空機のパイロットとしての教育を受けた後、航空要員として海上保安業務に従事します。
その後、本庁・管区本部等の陸上勤務となり、海上保安行政の企画・立案あるいは各省 庁等との協議・調整等の職務に従事することになります。
その後も基本的には海上勤務、陸上勤務を交互に経験しながら、海上保安官としてのキャリアを身につけ、管区海上保安本部、保安部及び大型巡視船などの長として、海上保安行政を担います。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
1.試験年度の4月1日において、高等学校又は中等教育学校を卒業した日から起算して2年を経過していない者及び試験年度の3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者
2.人事院が1.に掲げる者と同等の資格があると認める者
試験内容 【海上保安大学校学生】

-1次試験-
 ・基礎能力試験(多肢選択式/40題:1時間30分)
  1.知能分野(27題)
   ①文章理解、②課題処理、③数的推理、④資料解釈
  2.知識分野(13題)
   ①自然科学、②人文科学、③社会科学

 ・学科試験(多肢選択式/39題:3時間)
  1.数学(13題)
   ①数学Ⅰ、②数学Ⅱ、③数学A、④数学B(数列、ベクトルの分野に限る。)
  2.英語(13題)
   ①英語Ⅰ、②英語Ⅱ
  3.選択問題(13題)
   ①物理Ⅰ又は、化学Ⅰのいずれか1科目選択

 ・学科試験(記述式/7題~13題:4時間)
  1.数学(3~6題:1時間20分)
   ①数学Ⅰ、②数学Ⅱ、③数学A、④数学B(数列、ベクトルの分野に限る。)
  2.英語(2~3題:1時間20分)
   ①英語Ⅰ、②英語Ⅱ
  3.選択問題(2~4題:1時間20分)
   ①物理Ⅰ(2~4題)又は、化学Ⅰ(2~4題)のいずれか1科目選択

 ・作文試験(1題:50分)
   ①文章による表現力、課題に対する理解力などについての筆記試験

-2次試験-
  1.人物試験:人柄、対人的能力などについての個別面接( 参考として性格検査を実施)
  2.身体検査:胸部疾患、血圧、尿、その他一般内科系検査
  3.身体測定:身長、体重、視力、色覚、聴力についての測定
  4.体力検査:上体起こし、反復横跳び、鉄棒両手ぶら下がりによる身体の筋持久力等についての検査
難易度 【海上保安大学校学生学生採用試験の合格率・倍率】
※()は女性
申込者 合格者 合格率 受験倍率
平成22年度 646(105)人 64(14)人 9.9% 10.1倍
平成21年度 520(70)人 67(8)人 12.8% 7.8倍
平成20年度 567(82)人 76(13)人 13.4% 7.5倍
申込方法 ・インターネットで申し込む
・郵送で申し込む
・持参で申し込む

詳しくはHPをご覧ください。

http://www.jcga.ac.jp/nyuugaku/

申込期間 8月下旬~9月上旬頃までの10日間程度
試験日程(合格発表) 1次試験 : 11月上旬頃
2次試験 : 12月下旬頃

(合格発表)
1次試験 : 12月中旬頃
2次試験 : 翌年1月下旬頃
受験地 1次試験 : 札幌、函館、小樽、旭川、釧路、青森、盛岡、塩釜、秋田、水戸、東京、横浜、新潟、清水、名古屋、 金沢、京都、舞鶴、大阪、神戸、米子、広島、高松、松山、高知、福岡、北九州、長崎、熊本、大分、 宮崎、鹿児島、那覇、石垣

2次試験 : 小樽、塩釜、横浜、新潟、名古屋、舞鶴、神戸、広島、高松、北九州、鹿児島、那覇
受験料 無料
問い合わせ先 海上保安大学校
〒737-8512
広島県呉市若葉町5番1号
TEL 0823-21-4961
FAX 0823-21-8105

http://www.jcga.ac.jp/

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