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民間資格実用フランス語技能検定(仏検)

就職・転職に有利  社内で好評価  実力やレベルを証明
フランス語の能力を客観的に測る
受験者数(2級) 5.216人  男女比 3:7

実用フランス語技能検定(仏検)とは
資格種別 民間資格
資格概要 実用フランス語技能検定(仏検)は、財団法人フランス語教育振興協会が実施するフランス語の検定で、文部科学省と在日フランス大使館文化部から後援を受けています。
試験は1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7段階のレベルに分かれています。
1級〜準2級は1次試験に筆記と聞き取り試験、合格者は2次試験の面接を受験することができます。
3級〜5級は筆記と聞き取り試験の1次試験のみを実施します。
就職・仕事内容 就職の際に有利な資格ですが、ビジネスに生かすなら準1級以上の取得が望ましいです。
準1級以上ならフランス語圏で働けるレベルを証明できます。
収入面 この資格での収入アップは難しいでしょう。
大学などでは単位として認められるケースもあります。
将来性 フランス語は国際舞台で通用する言語です。
日仏の経済関係も密接化しており、今後ニーズが高まる資格といえます。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
なし
試験内容 【1級】
-1次試験-(150点)
筆記:問題数9問、配点100点。試験時間120分。記述式、一部記号選択。
書き取り:問題数1問、配点20点。試験時間(下記聞き取りと合わせて)約40分
聞き取り:問題数2問、配点30点。語記入、記号選択。

-2次試験-(50点)
個人面接:試験時間約9分。
試験内容 与えられたテーマのなかから受験者が選んだものについての発表と討論。

【準1級】
-1次試験-(120点)
筆記 問題数8問、配点80点。試験時間100分。記述式、一部記号選択。
書き取り:問題数1問、配点20。試験時間(下記聞き取りと合わせて)約35分
聞き取り:問題数2問、配点20点。語記入、記号選択。

-2次試験-(40点)
個人面接:試験時間約7分。
試験内容 与えられたテーマのなかから受験者が選んだものについての発表と討論。

【2級】
-1次試験-(100点)
筆記:問題数7問、配点68点。試験時間90分。マークシート方式、一部記述式。
書き取り:問題数1問、配点14点。試験時間(下記聞き取りと合わせて)約35分
聞き取り:問題数2問、配点18点。語記入、記号選択。

-2次試験-(30点)
個人面接:試験時間約5分。
試験内容 日常生活に関する質問に対して、自分の伝えたいことを述べ、相手と対話を行う

【準2級】
-1次試験-(100点)
筆記:問題数7問、配点70点。試験時間75分。マークシート方式、一部記述式。
書き取り:問題数1問、配点12点。試験時間(下記聞き取りと合わせて)約25分
聞き取り:問題数2問、配点18点。語記入、記号選択。

-2次試験-(30点) 個人面接:試験時間約5分。
試験内容 提示された文章を音読し、その文章とイラストについての簡単なフランス語の質問にフランス語で答える。

【3級】
-1次試験のみ-(100点)
筆記:問題数9問、配点70点。試験時間60分。マークシート方式、一部語記入。
聞き取り:問題数3問、配点30点。試験時間約15分(部分書き取り1問・10点含む)。マークシート方式、一部語記入。

【4級】
-1次試験のみ-(100点)
筆記:問題数8問、配点66点。試験時間45分。マークシート方式。
聞き取り:問題数4問、配点34点。試験時間約15分。 マークシート方式、一部数字記入。

【5級】
一次試験のみ(100点)
筆記:問題数7問、配点60点。試験時間30分。マークシート方式。
聞き取り:問題数4問、配点40点。試験時間約15分。 マークシート方式、一部数字記入。
難易度 【実用フランス語技能検定の合格率】
2011年春季試験
  1級 準1級 2級 準2級 3級 4級 5級
出願者 672人  -  2.250人 2.287人 3.380人 2.520人 1.757人
合格者 64人  -  602人 1.069人 2.084人 1.891人 1.280人
合格率 9.5%  -  26.7% 46.7% 61.6% 75.0% 72.8%
2010年秋季試験
  1級 準1級 2級 準2級 3級 4級 5級
出願者  -  1531人 2427人 2549人 3986人 3972人 2982人
合格者  -  324人 689人 1.120人 1.875人 2.665人 2.241人
合格率  -  21.1% 28.3% 43.9% 47.0% 67.0% 75.1%
【1級】
「読む」「書く」「話す」という能力を高度にバランスよく身につけ、フランス語を実地に役立てる職業で即戦力となる。
標準学習時間:600時間以上

-試験内容-
読む:現代フランスにおける政治・経済・社会・文化の幅広い領域にわたり、新聞や雑誌の記事など、専門的かつ高度な内容の文章を、限られた時間の中で正確に読みとることができる。
書く:与えられた日本語をフランス語としてふさわしい文に翻訳できる。その際、時事的な用語や固有名詞についての常識も前提となる。
聞く:ラジオやテレビのニュースの内容を正確に把握できる。広く社会生活に必要なフランス語を聞き取る高度な能力が要求される。
話す:現代社会のさまざまな問題について、自分の意思を論理的に述べ、相手と高度な議論が展開できる。
文法知識:文の書き換え、多義語の問題、前置詞、動詞の選択・活用などについて、きわめて高度な文法知識が要求される。
語彙:制限なし

【準1級】
日常生活や社会生活を営む上で必要なフランス語を理解し、一般的な内容はもとより、多様な分野についてのフランス語を読み、書き、聞き、話すことができる。
標準学習時間:500時間以上

-試験内容-
読む:一般的な内容の文章を十分に理解できるだけでなく、多様な分野の文章についてもその大意を理解できる。
書く:一般的な事がらについてはもちろんのこと、多様な分野についても、与えられた日本語を正確なフランス語で書き表すことができる。
聞く:一般的な事がらを十分に聞き取るだけでなく、多様な分野に関わる内容の文章の大意を理解できる。
話す:身近な問題や一般的な問題について、自分の意見を正確に述べ、相手ときちんとした議論ができる。
文法知識:文の書き換え、多義語の問題、前置詞、動詞の選択・活用などについて、かなり高度な文法知識が要求される。
語彙:約5.000語

【2級】
日常生活や社会生活を営む上で必要なフランス語を理解し、一般的なフランス語を読み、書き、聞き、話すことができる。
標準学習時間:400時間以上

-試験内容-
読む:一般的な事がらについての文章を読み、その内容を理解できる。
書く:一般的な事がらについて、伝えたい内容を基本的なフランス語で書き表すことができる。
聞く:一般的な事がらに関する文章を聞いて、その内容を理解できる。
話す:日常的生活のさまざまな話題について、基本的な会話ができる。
文法知識:前置詞や動詞の選択・活用などについて、やや高度な文法知識が要求される。
語彙:約3.000語

【準2級】
日常生活における平易なフランス語を読み、書き、話すことができる。
標準学習時間:300時間以上

-試験内容-
読む:一般的な内容で、ある程度の長さの平易なフランス語の文章を理解できる。
書く:日常生活における平易な文や語句を正しく書ける。
聞く:日常的な平易な会話を理解できる。
話す:簡単な応対ができる。
文法知識:基本的文法事項全般についての十分な知識
語彙:約2.200語

【3級】
フランス語の文構成についての基本的な学習を一通り終了し、簡単な日常表現を理解し、読み、聞き、話し、書くことができる。
標準学習時間:200時間以上(大学で、第一外国語としての授業なら1年間、第二外国語として週2回の授業なら2年間の学習に相当)

-試験内容-
読む:日常的に使われる表現を理解し、簡単な文による長文の内容を理解できる。
書く:日常生活で使われる簡単な表現や、基本的語句を正しく書くことができる。
聞く:簡単な会話を聞いて内容を理解できる。
文法知識:基本的文法事項全般。動詞については、直説法、命令法、定型的な条件法現在と持続法現在の範囲内
語彙:約1.500語

【4級】
基礎的な日常フランス語を理解し、読み、聞き、書くことができる。
標準学習時間:100時間以上(大学で、週1回の授業なら2年間、週2回の授業なら1年間の学習に相当)。

-試験内容-
読む:基本的な単文の構成と文意の理解。基礎的な対話の理解。
聞く:基礎的な文の聞き分け、日常使われる基礎的応答表現の理解、数の聞き取り
文法知識:基礎的な日常表現の単文を構成するのに必要な文法的知識。動詞としては、直説法(現在、近接未来、近接過去、複合過去、半過去、単純未来、代名動詞)、命令法等。

語彙:約800語

【5級】
初歩的な日常フランス語を理解し、読み、聞き、書くことができる。
標準学習時間:50時間以上(大学で、週1回の授業なら1年間、週2回の授業なら半年間の学習に相当)。

-試験内容-
読む:初歩的な単文の構成と文意の理解。短い初歩的な対話の理解。
聞く:初歩的な文の聞き分け、挨拶等日常的な応答表現の理解、数の聞き取り
文法知識:初歩的な日常表現の単文を構成するのに必要な文法的知識。動詞としては、直説法現在、近接未来、近接過去、命令法の範囲。
語彙:約500語
申込方法 ・電話で申し込み
・郵送で申し込み
・書店で申し込み

詳しくはHPでご確認ください。

http://apefdapf.org/

申込期間 【1級】
春季:4月上旬〜5月中旬頃まで(年1回)

【準1級】
秋季:9月上旬〜10月中旬頃まで(年1回)

【準2級〜5級】
春季:4月上旬〜5月中旬頃まで
秋季:9月上旬〜10月中旬頃まで(年2回)
試験日程
(合格発表)
【1級】
1次試験:6月下旬頃
2次試験:7月中旬頃

【準1級】
1次試験:11月中旬頃
2次試験:1月下旬頃

【準1級〜準2級】
1次試験:6月下旬頃、11月中旬頃
2次試験:7月下旬頃、1月下旬頃

【3級〜5級】
1次試験のみ:6月下旬頃、11月中旬頃

(合格発表)
春季:8月
秋季:12月(3級・4級・5級)、2月(準1級・2級・準2級)
受験地 1次試験:全国38箇所
2次試験:札幌、仙台、東京、名古屋、京都、大阪、広島、福岡
受験料 1級 :11.000円
準1級:9.000円
2級 :7.000円
準2級:6.000円
3級 :5.000円
4級 :4.000円
5級 :3.000円
問い合わせ先 問い合わせ先/受付時間 仏検事務局
〒120-0073 東京都千代田区九段北1-8-1 九段101ビル
TEL 03-3230-1603 FAX 03-3239-3157
月曜日〜金曜日(祝祭日を除く)10:00〜17:00

http://apefdapf.org/

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