キャリア・コンサルティング技能士
スペシャリストを目指す これから有望 就職・転職に有利
個人相談者の問題・課題に取り組む専門家
受験者数（２級実技） ２.７２１人 男女比 ５：５
| キャリア・コンサルティング技能士とは | |
|---|---|
| 資格種別 | 国家資格 |
| 資格概要 |
キャリアコンサルティング技能士とは、個人の適性を考え、仕事や職場の選択をサポートをしたり、個人のキャリアを伸ばすアドバイスをする専門家です。 ２００８年に開始された国家資格です。 キャリア・コンサルティング技能士の資格は１級と２級があります。 |
| 就職・仕事内容 |
ハローワークや就職支援センターなどの公的機関をはじめ、人材派遣・人材紹介・アウトソーシング会社などが主な職場です。 主に求職者の相談に応じ、就職に関するアドバイスができます。 大学や専門学校などの教育機関では、就職に関するカウンセリングを行えます。 |
| 収入面 |
厚生労働省によるキャリア・コンサルタント実態調査結果によりますと、キャリア・コンサルタントの年収（キャリア・コンサルティング活動以外の収入も含む）として多い層は「１００万〜３００万円未満」（２５.７％）、「３００万〜５００万円」（３１.２％）、「５００万〜８００万円未満」（２３.１％）となっています 企業内で働くキャリア・コンサルタントは「８００万円以上」が４０.１％を占めているそうです。 中小企業診断士や社会保険労務士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を取得し、独立開業のコンサルタントとして仕事の幅を広げることもできます。 |
| 将来性 | ジョブ・カード制度（正社員経験の少ない方などを対象に正社員となることを目指していただく制度です。）などとの絡みで、益々需要が高まることが予想されています。 |
| スポンサードリンク | |
| 試験概要 | |
|---|---|
| 受験資格 （年齢制限 実務経験） |
【１級】 ・１０年以上の実務経験*1を有する者 ・学校教育法による大学において検定職種に関する科目*3について２０単位以上修得し、卒業した者で、９年以上の実務経験*1を有するもの ・標準レベルキャリア・コンサルタント*2養成研修と同等若しくはそれ以上の養成研修を受講し、修了した者で、９年以上の実務経験*1を有するもの ・学校教育法による大学院において検定職種に関する科目*3について８単位以上修得し、修了した者で、８年以上の実務経験*1を有するもの ・標準レベルキャリア・コンサルタント*2で、８年以上の実務経験*1を有する者 ・２級の技能検定に合格した者で、その後、３年以上の実務経験*1を有するもの 【２級】 ・５年以上の実務経験*1を有する者 ・学校教育法による大学において検定職種に関する科目*3について２０単位以上修得し、卒業した者で、４年以上の実務経験*1を有するもの ・標準レベルキャリア・コンサルタント*2養成研修と同等若しくはそれ以上の養成研修を受講し、修了した者で、４年以上の実務経験*1を有するもの ・学校教育法による大学院において検定職種に関する科目*3について８単位以上修得し、修了した者で、３年以上の実務経験*1を有するもの ・標準レベルキャリア・コンサルタント*2で、３年以上の実務経験*1を有する者 ＊１ 実務経験とは、進路相談業務、職業相談業務、個人を対象に実施される人事労務に関する相談業務等、相談者の希望に応じて実施されるキャリアに関する相談とその他の支援に継続的・反復的に携わった経験をいう。 ＊２ 標準レベルキャリア・コンサルタントとは、キャリア形成促進助成金の訓練等支援給付金（平成２２年度以前は職業能力評価推進給付金）の対象となるキャリア・コンサルタント能力評価試験として現に指定されている試験 または過去に指定されていた試験に合格した者(指定期間中に合格した者に限る)及び次の者をいう。 ・独立行政法人雇用・能力開発機構の実施したキャリア・コンサルタント養成講座（実施期間：２００２年から２００６年）の修了者であって、かつ修了後に実施した「キャリア・コンサルティング能力評価試験」の総合評価が３５０ポイント以上の者 ・社団法人日本経済団体連合会の実施したキャリア・アドバイザー養成講座（実施期間：２００１年から２００６年）の修了者 ・株式会社リクルートの実施したGCDF-Japan トレーニングプログラム（実施期間：２０００年から２００３年）の修了者でGCDF-Japan 試験に合格した者 ・有限責任中間法人人材開発協会の実施したキャリア・カウンセラー養成講座（実施期間：１９９６年から２００５年）の修了者で認定授与された者 ・日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社の実施したキャリア・カウンセラー養成講座の第一回の修了者でDBMマスター・キャリアカウンセラー認定試験に合格した者 ・株式会社日本マンパワーのキャリアカウンセラー養成講座（実施期間：２０００年から２００２年）の修了者で特定非営利活動法人日本キャリア開発協会のCDA 資格認定試験に合格した者 ・株式会社東京リーガルマインドのキャリア・コンサルタント養成講座（実施期間：２０００ 年から２００２年）の修了者で特定非営利活動法人エヌピーオー生涯学習のNPO 生涯学習キャリア・コンサルタント検定試験に合格した者 ＊３ 検定職種に関する科目とは、研究科や専攻の名称にとらわれず、心理学・教育学・社会学・経営学・社会福祉学・看護学・その他の人間科学及び人事・労務管理関連科目のうち、協議会が認めたものに限る。 詳しくは、ＨＰを参照してください。 |
| 試験内容 |
【１級】 -学科試験- 五肢択一式のマークシート方式でおこないます。 試験範囲は、キャリア・コンサルティングの社会的意義、相談実施等に係る諸理論及び諸制度、相談実施技法、相談実施の包括的な推進と効果的な実施能力、グループアプローチ、教育指導、事例指導 -実技試験- 論述試験と面接試験があります。 論述試験：記述式による解答 面接試験：ロールプレイおよび口頭試問 【２級】 -学科試験- 四肢択一式のマークシート方式でおこないます。 試験範囲は、キャリア・コンサルティングの社会的意義、相談実施等に係る諸理論及び諸制度、相談実施技法、相談実施の包括的な推進と効果的な実施能力 -実技試験- 論述試験と面接試験があります。 論述試験：記述式による解答 面接試験：ロールプレイおよび口頭試問 |
| 難易度 |
【キャリア・コンサルティング技能検定の合格率】 【１級】 【２級】 -平成２２年度（第５回）- 学科試験 受験者： ３８０人 合格者：１１６人 合格率：２７.８％ 実技試験 受験者：１４６２人 合格者：３９０人 合格率：２５.５％ |
| 申込方法 |
・郵送で申し込む ・団体で申し込む 詳しくはＨＰをご覧ください。 |
| 申込期間 |
【平成２３年度】 -前期- 受検申請受付期間：４月１４日〜４月２７日 -後期- 受検申請受付期間：９月２８日〜１０月１１日 |
| 試験日程（合格発表） |
【平成２３年度】 -前期- 学科試験：実施なし 実技（論述）試験：６月２６日 実技（面接）試験：７月〜８月の間に設定 合格発表：９月８日 -後期- 学科試験：１２月１８日 実技（論述）試験：１２月１８日 実技（面接）試験：平成２４年１月〜２月の間に設定 合格発表：平成２４年３月１６日 |
| 受験地 |
【１級】 学科試験・実技試験（論述）：札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄 実技試験（面接）：東京、大阪 【２級】 学科試験：札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄（後期） 実技試験：仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡（前期）、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄（後期） |
| 受験料 |
【１級】 学科試験：８.９００円 実技試験：２９.９００円 【２級】 学科試験：８.９００円 実技試験：２９.９００円 |
| 問い合わせ先 |
特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会 〒１０５−００１１ 東京都港区芝公園１−7−６ 退職金機構ビル別館３Ｆ TEL:０３−５４０２−５５８８ |
| スポンサードリンク | |
