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国家資格測量士

スペシャリストを目指す
建設工事に欠かせない専門技術者
受験者数 2.170人

測量士とは
資格種別 国家資格
資格概要 測量士とは、地表の基準点となる、三角点・基準点・水準点をもとに、土地の距離や面積を測る専門家です。
測量士は、宅地関係、ビル建設、都市開発、道路建設、トンネル造成などの土木・建設工事を開始するのに必要不可欠な専門技術者です。
測量士の仕事は、作業計画の作成、測量計画、図上計画の作成などの室内作業と、野外現場にて実際に測量する野外作業があります。
測量業者は、営業所ごとに、測量士を一人以上置かなければなりません。
測量士の他に、測量士補という資格があり、測量士補は測量士が作成した計画に従って測量を行います。
また、測量士の資格を取得すれば、土地家屋調査士試験の一部が免除されます。

測量士になる方法は、2つの方法があります。
一つ目は、測量士の国家試験に合格する方法です。
二つ目は、定められた学校・養成所を卒業し、定められた実務経験を満たせば、測量士の資格を取得できます。

−申請で資格を取得する条件−
1.文部科学大臣の認定した大学、短期大学、高等専門学校において、測量に関する科目を修め、当該大学等を卒業し、測量に関し実務経験(大学は1年以上、短大・高等専門学校は3年以上)を有する方。
2.国土交通大臣の登録を受けた測量に関する専門の養成施設において1年以上測量士補となるのに必要な専門の知識及び技能を修得し、測量に関して2年以上の実務経験を有する方。
3.測量士補で、国土交通大臣の登録を受けた測量に関する専門の養成施設において、高度の専門の知識及び技能を修得した方。
就職・仕事内容 測量士の主な就職先は、測量会社、土木会社、建設会社などの建設業界や、不動産関係、官公庁など多岐にわたります。
測量業者は営業所ごとに、測量士を一人以上置く必要があるため、一定の需要があるでしょう。
ただし、測量士の取得者数を考慮すると、測量士の資格のみでの就職は難しいかもしれません。
収入面 測量士の平均年収は、400〜450万年程です。
高額な収入は期待できません。
収入アップを目指すのであれば、土地家屋調査士の資格の取得を目指したほうがよいかもしれません。
測量士の資格を取得していれば、土地家屋調査士試験の一部が免除されます。
将来性 土木・建設工事を始めるには、測量士の存在は必要不可欠です。
また、測量会社は営業所に一人以上の測量士を置かなければならないため、一定の需要が見込めます。
ただし、測量士の資格取得者は多いため、土地家屋調査士の資格を取得し、ダブルライセンス所有者として活躍したほうがよいでしょう。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
なし
試験内容 1.測量に関する法規及びこれに関連する国際条約
2.多角測量
3.汎地球測位システム測量
4.水準測量
5.地形測量
6.写真測量
7.地図編集
8.応用測量
9.地理情報システム
難易度 【測量士の合格率】
受験者 合格者 合格率
平成23年度 2.111人 258人 12.2%
平成22年度 2.256人 144人 6.3%
平成21年度 2.170人 181人 8.3%
平成20年度 2.203人 219人 9.9%
申込方法 ・郵送で申し込む

詳しくはHPをご覧ください。

http://www.gsi.go.jp/LAW/SHIKEN/SHIKEN-top.htm

申込期間 1月中旬〜2月下旬頃まで
試験日程(合格発表) 5月中旬頃

(合格発表)
7月中旬頃
受験地 北海道、宮城県、秋田県、東京都、新潟県、富山県、愛知県、大阪府、島根県、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県
受験料 測量士試験
4.250円(収入印紙で納付の場合)
4.200円(電子納付の場合)
問い合わせ先 国土地理院 総務課 試験登録係
〒305−0811 茨城県つくば市北郷1番
TEL 029−864−4151または4265

http://www.gsi.go.jp/LAW/SHIKEN/SHIKEN-top.htm

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