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国家資格建築士(一級・二級・木造建築士)

独立開業  スペシャリストを目指す
設計から工事監理までをおこなう建築のプロ
受験者数(一級) 46.942人

建築士(一級・二級・木造建築士)とは
資格種別 国家資格
資格概要 建築士とは、建築物の設計、工事管理を行う建築のプロです。
建築士は顧客の要望に応じて構造やデザイン、予算などを考慮しながら建築物の設計します。 設計、工事管理だけでなく、建築の確認申請など業務内容は幅広いです。 建築士の資格には、一級建築士・二級建築士・木造建築士の3つがあり、建築できる建物の規模や構造の差で区別されています。
建物の規模の目安として、概ね、
一級建築士は、延べ面積500㎡を超える建築物の設計・工事監理、
二級建築士は、延べ面積500㎡未満の建築物の設計・工事監理、
木造建築士は、述べ面積300㎡以下の木造建築物の設計と工事監理を行います。
一級建築士であれば、全ての建築物の設計・管理が可能です。
就職・仕事内容 建築士の就職場所は、設計事務所、住宅メーカー、工務店、不動産会社など、建築関係全般です。
一級建築士の取得者数は30万人を超えているため、建築業界では標準的な資格になりつつあります。
建築士の資格を取得していれば、評価はされるものの、それだけで採用が決まるかは不透明です。
独立開業も可能ですが、現在の経済状況ではなかなか厳しいといえるでしょう。
高齢化社会を迎え、バリアフリーの住宅の需要が増えているので、福祉住環境コーディネーターなどの資格を取得したほうがよいでしょう。
収入面 一級建築士の平均年収は、550〜650万円です。
二級建築士の平均年収は、約400万円となっています。
高収入を目指すのなら、大手の企業に就職するのが一番の近道です。
将来性 建築士は、建築関係の資格の中で、頂点に立つ資格といえます。
建築士無しでは、建築物の建築はできないため、この先も重要な資格です。
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試験概要
受験資格
(年齢制限 実務経験)
【一級建築士】
1.二級建築士として建設実務通算4年以上の者
2.建築設備士として建築にかかわる実務経験4年以上を持つ者
3.国土交通大臣が指定する建築に関する科目(指定科目)を修めて卒業後、所定の実務経験者

【二級建築士・木造建築士】
1.国土交通大臣が指定する建築に関する科目(指定科目)を修めて卒業後、所定の実務経験者
2.建築実務の経験7年以上
3.建築設備誌の有資格者
試験内容 【一級建築士】

−学科試験−
多肢択一式
①計画、②環境・設備、③法規、④構造、⑤施工
※学科の試験の合格者は翌々年まで学科試験を免除することができます。

−設計製図−
学科の試験の合格者のみ受験。課題は事前に発表される。

【二級建築士・木造建築士】
−学科試験−
五肢択一式
①建築計画、②建築法規、③建築構造、④建築施工
※二級学科、木造学科の合格者は翌々年まで学科試験を免除することができます。

−設計製図−
学科の試験の合格者のみ受験。課題は事前に発表される。
難易度 【一級建築士試験の合格率】
平成23年度 受験者 合格者 合格率
学科 32.843人 5.171人 15.7%
製図 11.202人 4.560人 40.7%
総合 11.7%
平成22年度 受験者 合格者 合格率
学科 38.476人 5.814人 15.1%
製図 10.705人 4.476人 41.8%
総合 10.3%
平成21年度 受験者 合格者 合格率
学科 42.569人 8.323人 19.6%
製図 12.545人 5.164人 41.2%
総合 11.0%
【二級建築士試験の合格率】
平成23年度 受験者 合格者 合格率
学科 23.012人 8.784人 38.2%
製図 13.389人 7.039人 52.6%
総合 28.393 7.039 24.8%
平成22年度 受験者 合格者 合格率
学科 26.371人 10.401人 39.4%
製図 14.786人 7.706人 52.1%
総合 31.730 7.706 24.3%
平成21年度 受験者 合格者 合格率
学科 29.977人 9.863人 32.9%
製図 15.652人 8.298人 53.0%
総合 36.386 8.298 22.8%
【木造建築士試験の合格率】
平成23年度 受験者 合格者 合格率
学科 691人 364人 52.7%
製図 434人 277人 63.8%
総合 790 277 35.1%
平成22年度 受験者 合格者 合格率
学科 938人 578人 61.6%
製図 615人 383人 62.3%
総合 1.035人 383人 37.0%
平成21年度 受験者 合格者 合格率
学科 1.111人 612人 55.1%
製図 645人 406人 62.9%
総合 1.206人 406人 33.7%
申込方法 ・インターネットで申し込む
・持参で申し込む

詳しくはHPをご覧ください。

http://www.jaeic.or.jp/index.htm

申込期間 【一級建築士】
インターネット申込み 4月下旬〜末頃まで
受付場所での申込み 5月上旬〜中頃まで

【二級建築士】
インターネット申込み 4月上旬〜上頃まで
受付場所での申込み 4月中旬〜中頃まで

【木造建築士】
インターネット申込み 4月上旬〜上頃まで
受付場所での申込み 4月中旬〜中頃まで
試験日程(合格発表) 【一級建築士】
学科:7月下旬頃
設計製図:10月中旬頃

【二級建築士】
学科:7月上旬頃
設計製図:9月下旬頃

【木造建築士】
学科:7月下旬頃
設計製図:10月中旬頃

(合格発表)
【一級建築士】
学科:9月中旬頃
最終発表:12月下旬頃

【二級建築士】
学科:9月中旬頃
最終発表:12月中旬頃

【木造建築士】
学科:9月中旬頃
最終発表:12月中旬頃
受験地 全国各地
受験料 一級建築士:19.700円
二級建築士:未定
木造建築士:未定
問い合わせ先 財団法人建築技術教育普及センター
〒104−0031 東京都中央区京橋2−14−1 兼松ビルディング
TEL 03−5524−3105

http://www.jaeic.or.jp/

建築士 合格への戦略

建築士の資格を活かすのであれば、2級以上を取得した方がよいでしょう。
建築士の試験は、独学での合格は難しいので、通信講座の利用や、近くに通学スクールがある場合は、通学スクールを積極的に利用したほうがよいでしょう。
2級建築士対応講座は、ユーキャンの2級建築士講座と、資格の学校TAC 1級 2級が対応しています。
資料は無料で取り寄せることができますので、学習期間や、費用などを見比べてみましょう。

最寄の通学スクールは、ケイコとマナブ.net スクールと、グースクールで資料を取り寄せることができます。

■通信講座一覧

■資料請求サイト


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